店の個性について
たまの外食で、本当に美味しい日本そばを食べたいと思った場合、うどんもありラーメンもある店より、日本そばしか出さない専門店に行きたくなると思います。   例えば洋服店なら、黒い服しか売らない、又は白い服しか取り扱わない、中高年の女性向けの服しか売...
看板について
基本的に我々人間は、本能的に安心を求めます。 そのため、看板が小さいお店の場合、不安になり入店を促せない場合もあります。 看板が小さいと、お店のやる気を感じ無くなったり、自信が無い店に感じられたり、入り難くなったりします。 (基本的に商品の単価が...
給仕について
例えば厨房から客席まで、飲み物等をトレイに乗せて持っていく際は、背の高いグラスなどは手前(自分側)に置くべきです。それは万が一グラスが倒れたとしても、自分側に置けば客側に倒れたとしても、客席に飲み物などがかかる可能性が低くなる為です。   2021...
飲食店について 3
全く同じおにぎりをオフィスのデスクの上で食べる場合と、海外の南の島で広大な海の上の船上で食べるのとでは、全く味が違います。例えば、足元に川が流れ、橋を越えた離れで食べるそばや、屋形船で食べる刺身なども。 外食の場合、いつも食べなれている自宅リビングで...
立地について 2
学生が多い地域に店を出すなら、大盛、濃い味、辛味、安価など。 富裕層が多い地域ならば、無農薬、オーガニック、減塩(ヘルシー志向)、天然、など。 出店する店舗の場所により、ターゲットを絞った商品を取り扱うべきでしょう。   2021/06/09 投稿
居酒屋について 3
例えば、自宅で作りすぎた料理をサービスで出すのも良いでしょう。また、近所のスーパーでトマトが安ければ買い込み、冷蔵庫に冷やして切って出すだけで、冷やしトマトとして出す事が出来ます。(店によりますが、200円〜300円程度) また、原価率の高いビールより、チ...
エレベーター脇の鏡について
エレベーターの脇に鏡がある事がよくありますが、それはエレベーターを待っている人の気をそらせ、待っている時間の長さを感じさせない様にする為の場合も多いです。(「あの百貨店のエレベーターは凄く遅い」などのクレームを避ける為)自分のお店を始めた際は、止むを得...
会社や店の名前について
お店や会社の名前を決める際は、基本的に「読み易く」「言い易く」「聞き易く」「書き易く」「覚え易い」が基本となります。しかしながら、売りたい商品をイメージさせる名前(世田○自然食品など)の付け方もあります。※会社やお店の名前に、○○ジャパン、日本○○となると、...
飲食店について 2
飲食店(例えば居酒屋等)を開業する前、なにも刺身の切り方を覚えるために、一から修行する必要はありません。包丁さばきが上手でなければ、あえて、まぐろをぶつ切りに切って、「まぐろのぶつ切り」と名付けて客に出す。 そろそろ鮮度が落ちてきそうな野菜をなるべく...
対比について
例えば粗利が高く、店側としては一番売りたい商品を見せる前に、あえて出来の悪い商品を始めに見せて対比させたり、隣に置く事で比較させ、良く見える様に引き立たせる方法もあります。   ※余談ですが、ともすれば命の危険があり、必ず指示に従って貰わなけれ...
商品の陳列について
売れて少なくなった商品を、あえて補充せず、減らしたまま陳列する事により、「売れ筋の商品」を演出する事も出来ます。心理的に「他の人が買っているのだから間違いないのだろう」という心理効果を狙う。そんな陳列方法も必要となってくるでしょう。   2018/0...
飲食店の冷蔵庫について
飲食店を始めた場合、店内の衛生管理は大切になってきます。仕入れ日が解らなくなった食材は使うべきではないでしょう、仕入れ日が書いたラベルを貼付するなどの工夫が必要となってきます。また冷蔵庫の中の食材等は古い物は手前に、新しい物は奥に保存する(先入れ先出し...
レジの近くの商品について
小売店などのレジのそばに商品を置く事で人間の心理的効果を狙えます。 一度財布を出した状況の中で、一緒に何か買おうという、ついで買いの心理が働き、(スーパーマーケットのレジ近くのガムや電池・コインパーキングの近くの自動販売機など)購入する可能性が上がりま...
暇そうな店と忙しそうな店
あるたこ焼きチェーン店さんは客足が途絶えた暇な時間、タコの入っていないたこ焼きを従業員さんに焼かせます、客として入った時「それでいいから」と伝えても「すぐ焼きますから」と言われるのはその為です。従業員さんが携帯をいじって暇そうな店より、忙しそうに動いて...
同業者がいない地域といる地域
近隣に同業者がある場所を避ける方もいますが、良い場合も多くあります。(有名ラーメン店の隣や上階に後からラーメン店を出す・コンビニの近くにあえて出店するチェーン弁当店など)「あのあたりに行けば、食べ物屋さんが何件かあるから行ってみよう」などの客の心理に働...
器の形について
日本そばで使う器とラーメンで使う器は違います、ラーメンで使う器は、外気との温度差で生まれる対流(上に張った油を絡ませる)をスープの中で促す為に口が広がる傾向にあります。出す料理によって器を変える必要も出てくるでしょう。※日本そば等は麺を器に入れた後につ...
店の印象について 1
人間の印象は記憶が新しい、最後に見た物や場面の印象が強く残る傾向にあります。「終わり良ければ全て良し」という言葉もありますが、自分の店に入っていただいた人に送る最後の「ありがとうございました」、料理の最期のシメ、つけ麺ラーメンであれば最後のスープ割り、...
店の印象について 2
飲食店等で、お金を払った対価として人は、無意識に満足感を求めます。量が少なかったり、(満腹感は満足感につながり易いです。)塩分が少なかったりする料理は満足感は得られにくい傾向があります。そのため店に来て頂いたお客に印象と満足感を得てもらう為、料理の量や...
入りやすい店の入り口
店の前を客が通った場合、一番入りやすい店は、歩道からすぐ入る事が出来る一階でも階段を登らなければならない二階でもありません、階段を2〜3段下がった半地下の様な(完全な半地下ではなく室内が見える程度の)店舗が一番入りやすいです。人間は無意識のうちに楽な方を...
入りやすい店内と入りにくい店内
小売店などで、店内の空気が全く動いておらず、静まり返った店などは心理的に中に入り難くなります。また品物の単価が高いブランドショップなどは、子供などが軽々しく入って貰いたくない雰囲気を出す為、逆に店員はじっとしている傾向にあります。取り扱う品物の単価や性...
味覚について
油(脂質)と甘味(糖質)は人間の生命維持に欠かせない物の為、本能的に欲する(美味しいと感じる)傾向があるようです。味が評判のお店などはうまく利用しているように感じます。   2015/3/27 投稿
視線について
とかく我々日本人は左から右に視線が動きます、それを利用し(例えば雑貨店の入り口)入り口の左側のスペースに、一番左に一番高い物、その次に中位の値段の物、一番右端に一番値段が安い物(大きなかご等にがさっと置く事で割安感を演出出来ます。)を置けば、「もっと安...
店内の動線について
小売店の場合、基本的に客動線が長いほうが購入する可能性が高くなります、また店の奥が見えない場合不安に感じる事が多い為、店の奥の見通しは大事です。(わざと店内を迷路のようにして客動線を稼ぐ形の店も中にはあります。)雑貨店などの場合、かごがなければ両手で持...
整骨院などについて
人は中(室内)の様子がうかがい知れない場所に入る際は不安が伴う為、基本的には外から中が見える店舗が多くなります、しかしながら整骨院などの場合、苦痛に顔を歪めている状況や、施術中は他人には見せたくない様な体勢になる時もある為、ガラス面などは注意が必要です...
居酒屋について
木目の腰壁などは客を落ち着かせ、滞在時間を長くさせます。小上がりなども欲しい所ですが、座敷を店内に作った場合、一人では給仕し難くなり二人以上店側に人が必要になってきます。一人で回すつもりの店ならばカウンターだけでよいでしょう。ただ、会計の際などはどうし...
立地について
交差点の目の前に入口がある店舗などは、信号待ちの人々が行列や人だかりに見える場合があります、その錯覚を利用し、あえて入り口を変える、そんな戦略も必要となってくるでしょう。   2015/3/10 投稿
倉庫について
倉庫は人通りや車通りが少ない場所が適します、交通量が多い場所に面した場合、倉庫内に車を誘導する際など、運転手以外に対向車や後続車を止める、誘導係が一人必要になってきます。例えその仕事が一日30分程度だったとしても年間(280日営業の場合)8400分、10年借りた...
事務所について
事務所で使う場所は人通りなどは必要なく、逆に静かな場所が適します、商店街の一階部分などは雑音が多くなり、従業員さんが集中出来なくなる恐れもあるでしょう。事務所等に使う場所を決める際、注意するべき所は「お昼を食べる又は購入する所」が近くにあるかどうか、こ...
飲食店について
家で食べられるような物や家で出来そうな料理ばかりではわざわざお金を払ってお客さんは食べに来てくれません。しかしながら料理コンテストで優勝するような腕は必要ありません。目の前に火柱を上げながら料理する状況をあえて見せる、最後の仕上げを客の目の前でする、そ...
店内について
全くのスケルトン状態の室内であっても、基本的に「レジ」が一つあるだけで、周りに商品を置くだけでも「店」は成り立ちますし始められます。(細かな制約の無い業種の場合)始めに全力でお金をかけ、室内を仕上げなくてはいけない場合ばかりではありません。最小限の費用...
色について 4
床・壁・天井の順番で下より上が明るい色の方が心理的に落ち着く色合いになります、ただ逆に客の心拍数を上げ、落ち着かせたくない場合、例えば天井を黒・床を白・壁を赤等の配色も業種によってはあります。同じ光源の場合、明度の高い白色が一番光の反射率が高い為、壁や...
照明について 4
事務所で使う照明などは700ルクス程度必要になり、(設計事務所等は1500ルクス程度必要)飲食店等でも300ルクス〜500ルクス以上は必要になってきます。(店によって多少変化します)基本的に客室は明るく、厨房はもっと明るくするべきです。(廊下は別ですが、お酒が入...
ターゲットについて 2
飲食店であれば主にどの様な客層を狙うのか、小売店であれば値段が高くても品質重視の客層を狙うのか逆に安さを押し出すのか、自分の会社又はお店の長所及びターゲットを決めておくのもよいでしょう。※飲食店であれば、学生がターゲットの場合「大盛り」「辛い」などが、...
ターゲットについて
ラーメンも日本そばもうどんも定食も出す店もあります、その場合多種多様な客のニーズに合わせるため店の規模は大きくせざるを得なくなり、必然的にファミリーレストランの様な業態になります、その際時には数百万から数千万の資金が必要になる場合もある為、個人事業主は...
集客について 2
人は自分の後ろ後方からの声に敏感に反応します。お客を店内に誘導したい時などは、後ろからさりげなく店の宣伝や見所を、それとなく伝え、店内に誘導する事もテクニックの一つです。   また、我々人間の大半が、左側に大事な心臓があります。対象となる人の左...
集客について
「先着500名様」より「先着5名様」のフレーズの方が人を引きつけます、人間は(客は)入り口が狭いほど入りたがる傾向があります。来店動機を喚起させるチラシに打つ文言等も工夫が必要になってくるでしょう。   2015/03/5 投稿
視線について 3
専門店などに置く陳列方法は、800mmから1200mmの間に売りたい又は売れ線の商品を置くべきです、その高さが人が興味を持った際、前かがみになり見やすい位置になります。また、小売店等の上方の300mm〜400mm及び下方200mm〜300mmの間は収納などに使うのがよい...
視線について 2
自分の店の前に歩いている方に「いらっしゃい、いらっしゃい」と声をかけたくなるものです、その際は引き入れたい人の目を見るより、あえて視線を外しその人の奥に視線を持っていくべきです、視線が合った時「いらっしゃい」と声をかけられた方は自分が「目を付けられた」...
椅子等の高さについて
例えば(バーテンダーなど)店側の店員が立って客に給仕する形態の店の場合、視線を合わせるためカウンターは1100mm前後になります、その場合椅子の高さは750mm前後の高さになります。(足の組換えを出来易い様に300mm程度カウンターの底面からとるとよいでしょう)...
音について
音は人間に様々な影響を与えます、時に不安にさせたり、リラックスさせたり。店内の客を早く動かし回転数を上げたければテンポの速い曲、動きを遅く長く店にいて欲しい場合はテンポの遅い曲をかけるのが基本です。   2015/02/15 投稿
照明について 3
人間は薄暗い場所にいた際、本能的に明るい所に向かう傾向があります、大通りに面した場所の賃料が高ければ、一本入った路地に店を出し、逆に店の明かりを目立たせる方法もあります(周りに店がなければないほど)、または知っている人だけ知っているという客の特別感・優...
照明について 2
男性が女性と二人きりになりたいが為に使う店などは、光源を顔の半分より下げてあげると目の錯覚によりお互いの顔が近く感じますし、お酒を沢山飲んで貰い、疑似恋愛を楽しんでもらいたい店の照明は落とし気味にするべきです。(暗闇効果)また、お酒がメインで店内の照明...
照明について 1
客単価が低めで、客の回転を上げたい場合、照明器具をなるべく上にそして明るく、色温度は高く青みがかった光にするべきです、夏の青空の下にいると活動的になるのと同じ心理です、逆に客単価が高めで、長く滞在して欲しい時は光源はなるべく低く、色温度は低く赤みがかっ...
プライスゾーンについて
例えば10坪程度の雑貨店で、一番高い商品が数十万、一番安い商品が数百円などの品ぞろえは、よほど大きいショッピングモールなどではない限り、両方の客層は一つの店には集まりません。また、一番高い料理が2000円程度の中華料理店でラーメン一杯1500円では高く感じます、...
器の色について
色は人間に色々な影響を与えます、同じ重さでも明るい原色の色の物より、真っ黒な物の方が重く感じることもあるように。数万円する電化製品などは高級感を出し、安物の雰囲気を出さない様にする為か、黒い色が多いです(高級料亭で使う器なども)。料理自体に彩りがあり、...
色について 3
黄色は、幸福感・割安感などを連想させます、安さを売りにする大型店舗やドラッグストアに使われる事も多いです。一般的に日本では危険な場所を喚起させる場所で使われる為、心理的に注意を引く色でもあります。また、それぞれ違う色の商品を陳列する場合、色相に沿って、...
色について 2
青色は知性や冷静さをイメージさせます。また後退色の為、実際の距離よりも遠くに感じる場合があり、青色の車は追突事故を起こされやすいとも言われています。寒色の為あまり飲食店には向かない色です。また、室内で使用した場合、時間を短く感じさせる為、病院などの待合...
色について 1
一般的に赤色は食欲をそそったり、人を興奮させたりする作用があります、そして人は本能的に、人間から流れる血を連想するため(諸説あります)、赤色が一番注意を引きます、信号に使う絶対に見落としてはならない「止まれ」に採用されている事でも解ります。また進出色の...
ホームページリニューアル
ホームページリニューアルしました。